インターネットのこととか書いてみました。ぼっちゃんブログ。

パソコン、スマホ、インターネットのことをわかりやすく書いていきたいと思ってます。

【これで解決!インターネットが繋がらない!】わかりやすく書いてみたつもりです。

こんにちは。ぼっちゃんです。


今回は、NTT回線より宅内側が原因でインターネットに繋がらなかった場合の原因特定までを説明しようと思います。


前回記事にした

 

【簡単!わかりやすい!インターネットに繋がらない】NTT回線の故障切り分け手順を書いてます。

https://botchan99.hatenablog.com/entry/2019/02/07/100113

 

を合わせて読んで頂けると、故障箇所が特定でき、自力で解消できるので是非読んでみてくださいね。


ちなみに、前回の記事では回線側の不良かどうかの故障箇所切り分けの内容となってます。


今回は、自宅のパソコンでインターネットを見ていたら急に見れなくなったケースで記事にしていきましょう。


スマホタブレットなど、無線でされてる方は後日記事にしますので、是非そちらを読んでみてくださいね。


今回の対応機種は

《一体型タイプ》

・PR-S300NE

・PR-400NE

・PR-400KI

・PR-400MI

・PR-500KI

・PR-500MI


《個別タイプ》

・RT-500KI

・RT-500MI


上記の機種に直接パソコンが繋がっている場合を、想定して故障特定を解説していきたいと思います。


まず、回線がNTTの場合の機器接続構成ですが

《一体型タイプ》の場合

光コンセントー光コードーPR-x00ーパソコン

 

《個別タイプ》の場合

光コンセントー光コードーGE-PON ONU-RT-500xxーパソコン

 

となってます。

 


光コンセントー光コードーGE-PON ONUまでは前回の記事で切り分け出来ますので今回は、PR-x00ーパソコン区間、RT-500xxーパソコン区間のどこかに故障があることを確認していきます。


それでは、早速調べて行きましょう!

 


①NTT装置→パソコンの間のLANケーブルはちゃんと差さってるか?確認しましょう!


今回は、急に繋がらなくなった場合の故障特定なのですが、一番よくあるのがこのLANケーブルが原因の場合です。


LANケーブルは、差し込むところに爪があり、差し込み口に引っかかって抜けないようなつくりになっていますがこの爪が折れて抜けてることが一番多いです。


装置側、パソコン側どちらも爪が折れてないか確認しましょう。


LANケーブルを少し引っ張って抜けるようでしたら爪が折れていますので予備があるなら取り替えを行なってください。


LANケーブルには、いろいろ種類がありますが安価なものであれば、100均でも取り扱ってますので、予備が無い方は切り分け用に

買って試しに接続してもいいですね。


爪折れは、ケーブルを引っ掛けてしまい引っ張ってしまったりすると、簡単に折れてしまいますので要チェックです。


ちゃんと差さっている場合は、LANケーブル自体が損傷しているかもしれません。


装置側、パソコン側どちらもちゃんと差し込まれており、電源が入っている場合は差し込み口にランプがありますので、このランプが緑点灯していれば問題ありません。


過去によくあった事例は

・ケーブルが椅子や机に踏まれていた

・飼っているペットが噛んでしまっていた

・子供が誤ってハサミで切っていた


などありましたが、これらの故障はあなたの過失となり、NTTを呼んでしまうと料金が発生してしまいますので必ずケーブルを確認するようにしましょう。


ケーブルに異常がないことを確認できたら次のステップです。


②装置側、パソコン側の差し込み口は異常ないか?確認しましょう!


先ほど、LANケーブルが差し込まれていれば差し込み口のランプが緑点灯すると記載しましたが、差し込み口の故障であればこのランプがつきません。


装置側の差し込み口は、4つありますので他に空いているLANの差し込み口がある場合は、そちらに差してみましょう。


4つの中であれば、どこに差してもインターネットに繋がります。


それでもランプが緑点灯しない場合はパソコン側の差し込み口が故障している場合があります。


もし、使っているパソコンが無線対応で無線ではOKの場合、差し込み口不良の可能性がありますので、その場合はNTTではなく、パソコンの購入元かパソコンの修理屋さんに持って行きましょう。


パソコン購入から日が浅い方は保証があるかもしれないので、まずは購入元に持って行くのがいいかもしれませんね。


パソコンから、差し込み口の不良かどうか確認することができますが、少し難しいので後日、記事にしますので、そちらを参考にしてくださいね。


しかし、パソコン側の差し込み口不良のケースは稀な故障です。

パソコンが10年ほど前の機種だったりすると可能性がありますが、そんなに古くないパソコンであれば、まず大丈夫かと思います。


差し込み口の確認ができたら次のステップです。


③NTTの装置のランプ状態を確認しましょう!


NTT側の装置には、いくつかランプがあります。

《一体型タイプ》《個別タイプ》共通して

上から順に


・ルータ電源

・アラーム

・PPP

ひかり電話

・ACT

・登録

・初期状態

・オプション


という風になってると思います。


それぞれのランプの意味ですが簡単に説明していくと以下のような感じです。


・ルータ電源

→電源が付いてると緑点灯

→故障の場合は赤点灯


・アラーム

→故障の場合のみ、赤点灯


・PPP

→インターネット設定が1つ入ってると緑点灯

→インターネット設定が2つ以上入ってると

橙点灯(オレンジ点灯)

→インターネット設定が間違ってると赤点灯


ひかり電話

ひかり電話契約していると緑点灯


・ACT

ONU等の装置と接続されてれば緑点灯


・登録

→NTT局内との認証が取れていれば緑点灯


・初期状態

→設定をせず、初期のままであれば橙点灯


・オプション

→機器のバージョンアップ中や無線カード

がある場合は点滅


大体、これくらいの意味を抑えておけば故障の原因がわかります。


それぞれのランプ状態がどういう状態だとどこが悪いのか?というところですが以下にいくつかパターンを記載していきます。


【正常 その1】

ひかり電話有、インターネット設定有)


・ルータ電源   緑点灯

・アラーム       消灯

・PPP              緑、橙点灯

ひかり電話   緑点灯

・ACT              緑点灯

・登録              緑点灯

・初期状態       消灯

・オプション   消灯


【正常 その2】

ひかり電話有、インターネット設定無)


・ルータ電源   緑点灯

・アラーム       消灯

・PPP              消灯

ひかり電話   緑点灯

・ACT              緑点灯

・登録              緑点灯

・初期状態       橙点灯

・オプション   消灯

ひかり電話のみの場合は、装置の設定は何も必要ないので、初期状態の場合が多いです。


【正常 その3】

ひかり電話無、インターネット設定有)


・ルータ電源   緑点灯

・アラーム       消灯

・PPP              緑、橙点灯

ひかり電話   消灯

・ACT              緑点灯

・登録              緑点灯

・初期状態       消灯

・オプション   消灯


正常な場合は、大体以上の3パターンです。

その3はひかり電話が無くインターネットのみの場合ですが、こちらの場合は、《単体タイプ》のGE-PON ONUのみで、インターネット設定は自分でルータを準備するような設置構成が主流となってます。


自分でルータを準備せず、NTTからルータをレンタルする場合は、最初から申し込むと《一体型タイプ》、光プレミアムから光ネクストへ契約変更したり、あとから申し込む場合は、《個別タイプ》の装置が設置され、【正常その3】のようなランプ状態になります。


この場合、レンタル料金が月額500円なので1年でルータを購入する分が賄えますのでご自身でルータを準備したほうが長い目で見ると安くつきますね。


次に異常な場合のランプ状態ですがランプ状態別で説明していきましょう。


【異常 その1】

・ルータ電源   赤点灯

・アラーム       消灯

・PPP              消灯

ひかり電話   消灯

・ACT             消灯

・登録              消灯

・初期状態       消灯

・オプション   消灯


ルータ電源のみ赤点灯で、後は消灯ですがこれは装置の故障、もしくは電源側の異常です。

電源を別のコンセントに差し替えても解消しない場合は、機器交換が必要ですのでNTTへ連絡し、交換してもらいましょう。

 

【異常 その2】

・ルータ電源   緑点灯

・アラーム       赤点灯

・PPP              緑、もしくは橙点灯

ひかり電話   緑点灯

・ACT              緑点灯

・登録              緑点灯

・初期状態       消灯

・オプション   消灯


アラームが赤点灯の場合、装置の内部的な不具合が発生しています。


まずは機器の再起動を実施しましょう。一度、装置の電源を抜き、1,2分おいて再度電源を入れ直しても変わらないようであれば機器の故障なので、NTTに電話し交換してもらいましょう。

 


【異常 その3】

・ルータ電源   緑点灯

・アラーム       消灯

・PPP              消灯

ひかり電話   緑点灯

・ACT             緑点灯

・登録              緑点灯

・初期状態       橙点灯

・オプション   消灯


これは装置が初期状態になってしまっているときの状態です。

落雷や停電など、電気系統に異常があったり装置自体の不具合で設定が消えています。


そのため、再度インターネットの設定をする必要がありますので、インターネットの設定を実施しましょう。

 

【異常 その4】

・ルータ電源   緑点灯

・アラーム       消灯

・PPP              消灯

ひかり電話   消灯

・ACT             消灯

・登録              消灯

・初期状態       消灯

・オプション   消灯


これは、電源が緑点灯のため、正常に起動しているが、ONUからの信号が来ていない状態です。


そのため、設置されている装置によって解消方法が異なります。


《個別タイプ》が設置されている方は、RT-500xxの装置の前にGE-PON ONUという装置が設置されていると思いますがこの装置との通信が上手くいってません。


ONUの「UNI」ランプが消灯してる場合は装置の間のLANケーブルに何かしら異常がある可能性が高いので、上記の手順①と同様にケーブル付近を確認しましょう。


確認して問題なさそうであれば、装置か回線側の不具合が考えられます。


詳しくは、以前書いた記事にあるので参考に調べてみてくださいね。


《一体型タイプ》が設置されている場合は個別タイプと違い、ルータとONUが一緒になっている装置になります。


そのため、装置間のLANケーブルは意識しなくてもいいです。

(実は装置の中にケーブルがあります。)


なので、装置の故障の可能性が高いですが回線側の不具合の可能性もありますので装置下側のランプ状態を確認し故障箇所を特定してください。


こちらも、詳しくは前回の記事を参考にして調べてくださいね。

 

【異常 その5】

・ルータ電源   緑点灯

・アラーム       消灯

・PPP              橙点灯

ひかり電話   緑点灯

・ACT             緑点灯

・登録              緑点灯

・初期状態       消灯

・オプション   消灯


PPPが橙点灯している場合です。

これは、装置の中にインターネットの設定が2つ入っている時につく状態ですが先ほど記載した通り異常ではありません。


基本的に故障ではなく、インターネットが見れなければなりません。


しかし、今まで何度か橙点灯でインターネットが出来ない症状を見たことがあります。


解消の仕方としては、装置の中の設定を変更すれば解消しますが、少し難しいので後日記事にしますので、見てみてくださいね。


装置側の異常の場合は、上記の5パターンが主になると思います。

 

いかがでしたでしょうか?


長文になってしまいましたが、要は接続されている装置、ケーブルを順番通りに確認していけばいいだけです。


もし、これをNTTや電気やさんなどに調べてもらうと1万円近く請求される場合がありますので、是非自力で調べるようチャレンジしてみてくださいね。